今日はひんやりと感じる盛岡です。
さて、観岳ヶ原の家に暮らし始めて一年が経ちました。
高性能な家で過ごすというのはこういうことかと身をもって体感した一年でした。
身体への負荷はとにかく少ない!
一年をとおして20度から24度くらいのところで過ごしています。
そこで思ったのは、
冬の暮らし方は、案外と簡単、
夏の暮らし方は、意外と難しい、
ということ。
冬は湿度のコントロール、夏は日射のコントロール。
ここが快適な暮らしのための肝だなと感じています。
失敗だったのは、エアコンを設置しなかったこと。
夏場は日射のコントロールと朝の冷気の取り込みでしのごうと考えていたのですが、
昨年の盛岡は朝になっても気温が下がらず、
冷気を取り込めないために、
室内の温度が上がってしまうと、下げようがない!
今年の夏は2階にエアコン1台を設置し、過ごしてみようと思います。
温熱環境の良いなかでの暮らしを体感した一年ではありましたが、
日々の暮らしのなかでは、気持ちがいいと感じる場所がいくつあるのか、
そんなことがだいじだと強く思った一年でもありました。
特にも窓が大事!
窓から何が見えるのか?
気持ちの良い光はさすのか?
この家で過ごしている経験は、今までに体感していないこと。
(つくってはいたんですがね、住むのは初めて 笑 )
これからの住宅設計に大いに活かしていきたいと思います。