2010年11月03日

家をまもる仕事

青空が見えているのに雨が降ってきたり、
風が強く吹いたりと、
なんともスッキリしないお天気でした。

さて、永井の家の引き渡しが終わり、大工さんは何をしているかというと、
家々をまわって、暮らしやすくするため、住み続けるために、
家のメンテナンスやリフォームをしています。
メンテナンスやリフォームはそこに住む人のためにやるわけですが、
家に長生きしてもらうためにやっているとも言えます。
家も生き物みたいなところがあって、
手を掛けていると、傷まずいきいきとしているものです。



盛岡市上堂の家では、低コストで断熱改修をしました。

R0012607.jpg

床、天井に断熱材を充填し、
壁の中を冷たい空気が流れないように、
床と壁の取り合い部分と天井と壁との取り合い部分に、
断熱材を押し込みました。
いわゆる「気流止め」を断熱材を使ってやったわけです。
この方法は壁を壊さずできるので、ローコストでできます。

R0012657.jpg

上の写真は出窓の地袋部分ですが、
隙間がたくさん空いている造りになっていたので、
床、壁をはり直し、隙間をなくしました。
また、途中に中仕切を建てて、敷居のたるみも解消。


工務店の仕事は新しい家をつくるだけではありません。
家を長生きさせることも大事な仕事です。
お客様とその家とは一生涯のお付き合いをしたいと思っています。

ということで、
皆様これからもよろしくお願いします。

posted by はた at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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