風が強く吹いたりと、
なんともスッキリしないお天気でした。
さて、永井の家の引き渡しが終わり、大工さんは何をしているかというと、
家々をまわって、暮らしやすくするため、住み続けるために、
家のメンテナンスやリフォームをしています。
メンテナンスやリフォームはそこに住む人のためにやるわけですが、
家に長生きしてもらうためにやっているとも言えます。
家も生き物みたいなところがあって、
手を掛けていると、傷まずいきいきとしているものです。
盛岡市上堂の家では、低コストで断熱改修をしました。
床、天井に断熱材を充填し、
壁の中を冷たい空気が流れないように、
床と壁の取り合い部分と天井と壁との取り合い部分に、
断熱材を押し込みました。
いわゆる「気流止め」を断熱材を使ってやったわけです。
この方法は壁を壊さずできるので、ローコストでできます。
上の写真は出窓の地袋部分ですが、
隙間がたくさん空いている造りになっていたので、
床、壁をはり直し、隙間をなくしました。
また、途中に中仕切を建てて、敷居のたるみも解消。
工務店の仕事は新しい家をつくるだけではありません。
家を長生きさせることも大事な仕事です。
お客様とその家とは一生涯のお付き合いをしたいと思っています。
ということで、
皆様これからもよろしくお願いします。