内部では床張り作業が始まっています。
床は15ミリ厚のカラ松の無垢板です。
カラ松は節の多い木ですが、
適度な堅さなので床材として結構人気があります。
そこそこ堅いのに、素足で歩くとどこか柔らかい感じがするので、
私も大好きな床材です。
木目がはっきりしていてきれいなのですが、
ちょっと使いすぎると野暮ったくなるので注意。
フローリングの床は完成品としてはとてもきれいなものですが、
いったん傷つくと、修復が難しく、醜い表情になってしまいますが、
無垢の厚みのある板は、傷がついてもそれが味になったり、
気になるときはペーパーでこすってやれば目立たなくなります。
色合いや表情も時がたつごとに変化していき、
経年変化を楽しめる素材です。
現場は大工さんの他にも、
電気屋さん、水道屋さん、ガス屋さんと多くの職人さんが作業をしていて、
いかにも「現場、動いてます!」って感じです。