2018年11月27日

観岳ヶ原の家・気密測定

紅葉の葉もすっかり落ちて、もう冬だな〜
と感じる今日この頃。
タイヤ交換は済ませましたか?


さて、観岳ヶ原の家では、先日気密測定を行いました。
性能の高い、省エネな家をつくるためには、
隙間があいていてはいけません。
隙間があると、
計画的な24時間換気が上手くできないだけではなく、
隙間がある部分で、断熱性能が低下したり、
結露がおきたりする可能性もあります。

ですので、気密測定は、
全体でどのくらいの隙間があるかという性能を知るためだけではなく、
どこかに、施工不良で隙間がないか?
というチェックになります。

IMG_0218.JPG

さて、結果ですが、
相当隙間面積C値 0.22㎠/u
でした。
これまでで、一番良い結果となりました。

その理由として考えられるのは、木製サッシの使用です。

これまでの物件での測定では、C値0.3くらいで、
樹脂サッシの引き違い戸の上下部分が負けてしまし、
それ以上には数値が上がりませんでした。

今回はC値0.22で木製サッシの片引き戸の召し合わせ部分上部が負けました。
でも、これってすごい性能だと思います。
この召し合わせ部分にテープを貼ってみたところ、
C値0.21となりました。


で、さらにすごいのはこの木製サッシのメーカーのノルドさん!
この、気密測定結果を知って、もっと性能を上げるためになんらかの処理をするとのこと。
もう、十分な性能ではないかと思っていたので、
その心意気に感動です。
ノルドさん、ありがとうございます。

こんなメーカーさんと仕事をできるのは、嬉しいですね!


posted by はた at 19:03| Comment(0) | 観岳ヶ原の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月17日

御岳ヶ原の家/岩手の木、盛岡の木

梅雨が明けそうで明けない盛岡、
全国的には猛暑のところが多いのですが、
今日の盛岡は涼しいくらいでした。

さて、御岳ヶ原の家では岩手県産の木材をふんだんに使っています。
地元盛岡市の木は特に多く使っています。
柱や梁といった構造材のほとんどは盛岡市のスギ、カラマツです。
外壁のスギ板も盛岡市のスギです。
他にもいろいろな地場の木を使っているので、
その一部をご紹介します。

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アカマツの梁です
ダイニング部分の空間を領域づけるために、意識的に配置します

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2階の天井部分は構造材をそのまま見せます
断熱材を乗せる小屋裏床の合板もそのまま見せます
この合板は岩手県産のアカマツを使用した、特別な合板です
キレイ!

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クリの木を4本、柱として使います
そのクリの柱の角を手斧を使って、なぐっているところです
角がついていると硬すぎる感じがしたので、
少し緩くしてみました
クリの木は縄文時代から建築材として使われていた木です

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外壁のスギの板です
木材保護材を塗布して変色してきているところです
着色ではなく、変色させているので、より自然な感じに仕上がるはず!


この他にも、岩手の木を使っていますので、
また紹介します。

posted by はた at 19:08| Comment(0) | 観岳ヶ原の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月29日

観岳ヶ原の家・進捗報告

今日はひどく蒸し暑いですね・・・
外に出るとまとわりつくような、ねっとり暑い空気・・・
かなりの不快指数です。

さて、昨年末に基礎工事を着工しました御岳ヶ原の家ですが、
雪が解けた春より工事を再開して、ここまで順調に作業が進みました。
フェイスブックページには進捗をアップしていましたが、
ブログでは紹介できていなかったので、
これから少しずつこれまでの色々を紹介できればと思います。

ちなみに、今の状況はこんな感じです。

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外は外壁の杉板張りがほぼほぼ完了したところで、
中は断熱材の充填が終わり、壁の下地胴縁を打ちつけているところです。


この御岳ヶ原の家を計画するにあたり、
木材については、できるだけ盛岡市産材を利用しようということと、
使う木材の製材作業を見に行こうということを決めていました。
そこで、岩手県森林組合連合会さんに協力をお願いしたところ、
快く承諾していただき、ここまで色々とお手伝いいただいています。

当初、使用する木材を製材するところが見れたら感動するだろうな〜と思っていたら、
それなら、丸太のところから見ませんかとの提案を受け、
化粧梁に使うアカマツの丸太を見に行きました。
また、岩手県は広葉樹の産地なのですが、
広葉樹を構造材として使うことはあまりないので、
今回はあえてそこにチャレンジすることにし、
その使用する広葉樹の丸太もあわせて選ばせてもらいました。
写真の通り冬のことで、2月上旬のことでした。

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市場で選んだ丸太たちは、その後製材所に運ばれ乾燥、製材されました。
その作業も見学させてもらいました。

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大きな丸太を大きなノコで挽いていく作業は迫力ある光景でしたが、
どこを挽いたらきれいかと予測しながらですので、
繊細さも必要な作業です。

これらの木が家の構造としてどのように使われているかは、
またの機会にアップします。

岩手県は豊富な森林資源があり、
その木の丸太市場もあります。
もちろん、製材所もあります。
じっくりと家づくりを楽しみたい方は、
自分の家で使われる木を丸太を選ぶところから立ち会ってみたらいかがでしょうか?
感動しますよ。


posted by はた at 17:09| Comment(0) | 観岳ヶ原の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月01日

観岳ヶ原の家/着工しました

早いもので年が明けて、もう1ヶ月が過ぎてしまいました。
この冬はとにかく寒い!
日中の最高気温もなかなかプラスの温度にならず・・・
水道を凍らせたという電話も例年より多いです。

さて、年があける前の12月から御岳ヶ原の家の工事が始まりました。
12月中は地盤改良工事と基礎工事を進め、
現在は構造材の墨付け、刻みの作業を進めています。

この家では、これまで手掛けた家の中で一番厚く断熱材を入れる予定です。
壁は全部で245ミリ、天井は400ミリの断熱となるので、
かなり高い断熱性能となります。
断熱、気密で基本性能を上げつつ、暖房、給湯の設備の省エネも狙っていきます。
暖房は基本的には薪ストーブで賄いますが、
太陽の熱でお湯をつくるシステムを導入し、
そのお湯を給湯だけではなく、補助暖房としも使えるように考えています。

最近は断熱、気密や省エネを高いレベルで取り組むことが当たり前になってきているので、
そちらに目が行きやすいのですが、
この家では構造や仕上げに使う木材も注目です。
岩手県産材の木を使うのはいつも通りですが、
アカマツ、カラマツ、スギといったいつも使う針葉樹だけではなく、
クリやセンなど広葉樹の木材も積極的に使っていこうと考えています。
どんな広葉樹が使えるのか?
岩手県森林組合連合会さんと打ち合わせを繰り返しているところなので、
お楽しみに!

また、使用する木材の加工される製材所やシステムキッチンの工場などを見学することもできそうなので、
それらの報告も楽しみにしていてください!

この家の名前を「観岳ヶ原の家」としました。
盛岡市みたけ地内に建つのでこうしたのですが、
「みたけ」は以前は「観武ヶ原」と呼ばれていたそうです。
でも、ここの土地に立つと綺麗に岩手山が見えるので、あえて「観岳ヶ原」としました。


年明けまえの作業の写真を紹介します。

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いつも設計前に太陽の通り道を確認しています。
携帯アプリで確認できる便利な時代です。

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地盤改良工事の様子。柱状改良ですが結構深くまで入っています。
この辺り、昔は湿地もあったところですので、しっかりやっておかないといけません。
奥に綺麗に岩手山が見えています。

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毎度おなじみの断熱基礎型枠での基礎工事。
施工は基礎屋さんではなく、弊社の大工さんです。

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断熱基礎型枠を使用すると、コンクリートの打設を2回に分けることなく、
1回で終えることができます。


それではまた!
posted by はた at 19:11| Comment(0) | 観岳ヶ原の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする