八幡平市田頭の家／墨付け・きざみ

すっかり雪化粧の盛岡です。
どうも今年の冬は早くも本番モード。
スキー場もオープンしつつあるようですが、
我々としてはスキー場だけに雪は降ってほしいと、
そう思う今日この頃です。

八幡平市田頭の家の作業は、
基礎工事は完了し、
今は、構造材の墨付け・きざみを行っています。
作業効率を考えたら、プレカットをするほうが工程が減ったりと、
いいのかもしれませんが、
それを繰り返すと、大工さんの技術が継承されなくなります。
大工の技術は素晴らしいものですし、
無くしてはいけないものと思うので、
墨付け・手きざみをしています。

私も墨付けのできる一級建築士となるため、
棟梁に教えてもらいながら、墨付けをしています。
間違いが許されないので緊張しながら作業をしていますが、
やりがいのある作業です。
建築士の受験勉強よりは断然面白く勉強中！

八幡平市田頭の家・配筋、スラブ打ち込み

立冬の今日、盛岡は雨が降り始めました。
昼間だというのに薄暗く、なんか寂しげな日和です。

さて、八幡平の家の現場は、
今週、配筋検査・スリーブ・スラブ打ち込みと慌ただしく動きました。
この現場では、優良住宅瑕疵保証制度を使っていますので、
第３者による配筋検査がありました。
鉄筋のピッチや地盤改良の具合のチェックを受け、
無事に検査完了。
ということで、
配管の逃げ・スリーブの取付、スラブコンクリートの打ち込みを行いました。
週明けには立ち上がり部分の型枠の設置を行い、
コンクリートの打ち込みとなります。

配筋完了


スリーブの設置


スラブコンクリート打設


スラブ厚OK

八幡平市田頭の家・基礎工事中

昨日は盛岡で初氷、初霜ということで、
かなり寒くなってきましたね。

八幡平の現場では、地盤調査、地盤改良等の工事が終わり、
基礎工事が始まりました。
この工程での精度の善し悪しは今後に響くので、
大事なわけですが、
柱状改良した杭の柱頭との高さの取り合いや
スラブ天端と浴室の土間コンとの高さの違いやら、
シンプルな私の頭では、ひとつひとつ整理していかないと、
パンクしそうです。

また、配筋検査や基礎工事中の写真等
チェックするポイントもたくさんなのですが、
なにせコンクリートを打ってしまうと見えなくなってしまうので、
気が抜けません。

八幡平市田頭の家・地盤調査

先日の連休はひどい大雨で大変でした。
幸いにも私の廻りには被害にあった方はいないのですが、
岩手県内あちこちで被害があったので心配です。

さて、先週末八幡平市の現場で、地盤調査を行いました。
今回は地盤保証制度を活用するため、
制度会社指定の業者さんが入って調査をしてくれました。
調査方法はスウェーデン式サウンディング試験。
もっともポピュラーな試験と言っていいと思います。


もともと、田んぼで数年前から畑として利用していた土地ですので、
地面に近い表層部分はかなり柔らかいだろうことは予想されますが、
支持層があまり深いところにあると、
地盤改良にかなりお金がかかってしまうので心配でした。

調査の結果は比較的浅いところに支持層があり、
予想していたよりも地盤改良のコストが低く抑えられそうです。
ほっ。

八幡平市頭の家1

一ヶ月以上のご無沙汰です。
何も仕事をしていなかったワケではもちろん無く、
どちらかというと、取りかかっていた増築工事に、
気をとられていたというところです。
今回増築工事に取り組んでみて、
増築工事のハードルが上がったなー、
という感想を持ちました。
このことについては、また今度。

昨日、旧西根町田頭にいってきました。
今夏以降着手する新築住宅工事のためです。
現在、畑になっており、地目も田んぼなので、
土地の分筆登記や農地転用の手続きをしなければなりません。
昨日は、土地家屋調査士さんが分筆作業、杭入れ作業をするので、
私も立ち会ってきました。

現場は岩手山の麓の田園です。
残念ながら敷地から直接岩手山を眺めることはできませんが、
敷地周辺から見える岩手山は、
盛岡市から見える岩手山とも違い、
これもまた趣があります。
荒々しい感じがして、火山だったんだなーと、
改めて感じてしまいました。

土地の分筆、農地転用と
建築の前にクリアしなければいけない案件が多いので、
着工までにはまだまだかかりますが、
環境の良いところなので、ワクワクしてきます。