暑い日が、寝苦しい夜がつづいていていますが、
皆様体調など崩されないで過ごされていますか?
さて、そんな暑さとは無縁な家づくりをしていきたいと常々考えていますが、
みたけのエコな家はまさしくそんな家を目指してつくっています。
この家では、基礎には断熱型枠を採用し、
窓には樹脂サッシ、トリプルガラスを採用しています。
これらはちょっとのコストアップで、
はっきりとした性能アップを感じられる、
コストパフォーマンスに優れた断熱方法です。
今回はさらに何か性能アップを図ろうということになったのですが、
コストの大幅アップはできない・・・
そこで、壁の断熱材をいつもより少しだけ厚みを増そうということになりました。
柱間にいれる(いわゆる充填断熱)には木の繊維の断熱材ウッドファイバーを使い、
壁の熱容量をアップしつつ、
壁の外側には45oのグラスウールボードを付加することにしました。
45o以上の厚みにすれば、もっと断熱性能は上がっていくわけですが、
そうなると、付加断熱材を入れるための桟の厚みも大きくなり、
その桟を留めるために使用するビスも長くなったり、
特殊な物を使用しなければいけなくなります。
そうなるとコストはどんどん上がっていってしまいます。
45oであれば施工も容易なので、こすともあまり掛けずに付加断熱することができます。
予算は限られたものですので、負担感があるとなかなかできなくなってしまいますので、
このくらいの厚みはお施主様にも施工者にも採用しやすいところかもしれません。
現場は間もなく、外壁張りの工程を終えて、
内部での作業に移っていきます。
来週からは内部で木の繊維の断熱材・ウッドファイバーを入れていきます。
ご興味のある方は、お気軽に見学にいらして下さい。
普段の現場の様子は清水畑建設のフェイスブックページにあげていますので、
そちらも是非ご覧下さい。